| 日本酒読本 |
| 第14回 | |
| 適量飲酒は心臓病の予防になる? | |
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小出 直(こいで ただし)さん 1934年、新潟県出身。 医学博士 茅ヶ崎市立病院院長 日本アルコール医学会評議員 |
| 「適量飲酒は心臓病の予防になる」 と聞きましたが、本当ですか? | ||||||||||||||||||||
ある追跡調査から、全然お酒を飲まない人よりも適量を飲む人のほうが 狭心症や心筋梗塞など、動脈硬化性の心臓病にかかりにくく、 長生きするということが明らかになりました。その後もいろいろな国で 同様の調査が行われていますが、ほぼ一致した結果が得られています。 そして今日では適量の飲酒が心臓病に良い、ということは国際的に 認められてきました。この理由としては、お酒を飲むことで善玉の コレステロールが増え、動脈硬化が抑制される、というのが 疫学的な定説です。 |
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| コレステロールに、悪玉と善玉があることは、 よく知られるようになりましたが善玉が増えることで、 血管の壁に溜まった余分なコレステロールを肝臓に運び分解、代謝し、 動脈硬化を防いでくれるということなのです。 他に私の研究では、飲酒量が日本酒で毎日二合程度なら、 まず、アルコール性の心筋症の心配はありません。 おいしいお酒は、心と体の強い味方。楽しく長い付き合いを致しましょう。 |
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| もっとお酒が楽しくなる「日本酒読本」より [発行:日本酒造組合中央会] |
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