| ワインの学校 |
| 第18回 |
| ワインを飲むのに適したグラスは? 醤油味とワインは合わないんですか? |
| ワインの香りや味を確かめるのに適したグラスはありますか? | |
| 小さめのグラスになみなみと注ぐよりも、容量の多い大きめのグラスに少し注いで飲む方をお薦めします。 グラスの半分以下にワインを注ぎ、香りがたまる空間を残して 芳香成分をたっぷり含んだ空気も一緒に飲むといった感じです。 家庭によくある外側に広がったグラスと、ブランデーグラスでは、 どのように味が違うかを是非試してみてください。 グラスの形によって味や香りの感じ方に違いがあることが実感できると思います。 スパークリングワインの場合も香りが大切ですので、口がすぼんでいる小さめのワイングラスや あまり深くないフルートグラスなどに注いで、香りを楽しみましょう。 |
| 醤油味の料理とワインは合わないと言われますが本当ですか? | |
| 「ワイン=洋食」という思い込みがあって、中には醤油や味噌は絶対ワインに合わないという人もいます。 醤油や味噌は基本的には調味料ですから、料理をおいしく食べるための補助的な要素にすぎません。 その単体とワインの相性を考える前に、まず料理との相性を考えた方がよいでしょう。 醤油や味噌の味わいを分解すると、熟成したチーズに似ています。 植物性と動物性の違いはあるにしろ、チーズと赤ワインがお互いを引き立て合うように、 味噌や醤油も料理の組み合せ方が合えば、赤ワインを飲んでも、おいしく感じられるはずです。 ただし、何が難しいかというと、香りの部分てす。 チーズの場合非常に熟成の進んで香りの強いタイプの物は、ワインの風味を根本的に壊してしまいます。 醤油や味噌にも独特の発酵臭や熟成香がありますからね。 それがワインとの相性を難しくする場合もあるということです。 |
| 第8回世界最優秀ソムリエ/田崎 真也氏 著 「ワイン生活」 (新潮選書) より |