| ワインの学校 |
| 第17回 |
| ワインを贈り物にする時は? ワインと料理の合わせ方は? |
| ワインを贈り物にする時のアドバイスをお願いします。 | |
| 例えばお歳暮の季節だったら、スパークリングワインと赤ワインというのもアイデアです。 ワインギフト、イコール紅白のワインと考える必要はまったくありません。 12月から1月にかけては、何かとパーティーの多い季節、ならば、シャンパーニュを1本入れた方が 喜ばれそうですし、また、その方の好きな食べ物と、それに合ったワインを1本入れて お贈りするなんていうのも気が利いています。 ラッピングに凝るのもよいですが、相手の方がワインを手にした時の顔を想像して色々考えてみましょう。 大切な事は、贈る相手がワイン好きか否か、よく飲んでいるかそれほどでもないかなど、 なるべく多くの情報を店の人に伝え、相談にのってもらう事ですね。 欧米の場合、相手をよく知った上で贈ることが多いのですが、日本の場合、 儀礼的に贈る事が少なくありません。 でも、せっかくならば、価格面のみでなく、まごころも伝えたいものです。 |
| ワインと料理の合わせ方を教えて下さい。 | |
| 料理とワインの相性を考える時に、一番大きなキーポイントは香りです。 ワインの香りは、基本的には果実の香りが主体となります。 ですから、その果実香と料理がどのように合うかを考えてみます。 例えば白ワインには、レモンやグレープフルーツ、青リンゴの香りがあり、 赤ワインはチェリーやラズベリー、カシスの香りがあります。 その香りが口中に残っていたり、あるいは料理の後にワインを飲んだ時に、 料理とワインのそれぞれの香りがどのようにバッティングするか、あるいはマッチングするか考えるのです。 例えば塩辛に苺が合うだろうかとイメージした時、苺よりはレモンの方が合いやすいように思いますよね。 また、ビーフシチューには、グレープフルーツよりもチェリーやカシスの方がおいしそうです。 初めは、こんな単純な発想でいいんです。 これならイメージしやすいではないでしょうか。 |
| 第8回世界最優秀ソムリエ/田崎 真也氏 著 「ワイン生活」 (新潮選書) より |