ワインの学校
第14回
残ったワインの楽しみ方は?
赤ワイン、白ワインそれぞれの適温は

飲み残したワインを加工して楽しむ方法はありますか?
自家製サングリアを作ってみてはいかがでしょうか。
シロップで甘味を足し,オレンジやレモンのスライスを入れてブランデーを20分の1くらい加え
場合によってはリンゴジュースなどを少し足せば出来あがり。
寒い冬は
ホット・ワインがおいしいものです。
ワインを鍋で沸騰直前まで温め、コーヒーカップに注ぎます。
角砂糖と、オレンジがレモンのスライス、さらにナツメッグ、オールスパイス、シナモンパウダーなど
好みのスパイスをひと振りします。
体が温まりますし、風邪をひいたときにもいいですね。
このように、飲み残したワインに、フルーツやフルーツジュースを加えることで、
違った味わいを楽しむ事ができます。
そのサングリアを長めに保存する場合は、フルーツジュースを入れずに、
ブランデーや砂糖を多めに加えるといいでしょう。
そして、ワインが残るたびにこれに足していけばいいのです。
ただし、レモンやオレンジのスライスはあまり長く入れておかないで、新しいものと交換しましょう。
冷蔵庫でタッパーウェアなどの密封容器にいれておくと、何かとたのしめます。


赤ワイン、白ワインそれぞれの適温を教えて下さい。
赤ワインでも白ワインでも冷せば冷すほど、甘味の度合いを弱く感じますし、
温度が上がると甘味度合いが強くなります。
白ワインは甘味度合いが下がると
酸味が目立ってきますから、
フレッシュに爽やかに飲みたい場合には低い温度にします。
逆に、まろやかに飲みたい場合は、少し温度を高めにします。
赤ワインは甘味度合いが下がる、つまり冷たくすると
渋みが強く目立ってきます。
ですから、渋みの軽やかなタイプの赤ワインは、
少し冷した方がバランスがとれ、味が引き締まります。
渋みが豊かなものは、冷すことによって渋みが目立ちすぎてバランスが悪くなります。
つまり、ワインの適温の幅は私の経験では白ワインが5〜18度くらい、
赤ワインが8〜20度くらいまでていうことになります
第8回世界最優秀ソムリエ/田崎 真也氏  著
「ワイン生活」 (新潮選書) より


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